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直火式エスプレッソメーカー

イタリアの家庭では必ずある沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出する方式の直火式のエスプレッソメーカー「マキネッタ」。イタリアでは「マキネッタ(macchinetta)」や「モカ(Moka)」と呼ばれています。日本では直火式エスプレッソメーカーと呼ばれることが多いようです。※ エスプレッソとは正式には9気圧の圧力を加えて抽出したコーヒーのことを指します。マキネッタ(2気圧)で淹れたコーヒーは正式にはエスプレッソではありません。

最もスタンダードなシンプルでインパクトのあるデザイン、アルミニウム製8角マキネッタは1945年にイタリアで完成されました。現在は素材、デザイン、サイズもかなり豊富ですが、当時のオリジナルのマキネッタも、80年以上変わらず今でも世界中で愛用されています。直火式なので、キャンプなどのアウトドアや家でも、好きなところに自由に持っていけ、気軽に美味しいコーヒーが淹れられます。

マキネッタで淹れるコーヒーは2気圧で抽出され、ドリップ式のコーヒーと比較してコク深い味わいが楽しめます。 ドリップ式は紙のフィルターでろ過するのに対して、マキネッタは金属フィルターで圧力をかけ、ろ過するため、コーヒーオイルをフィルターで吸い取ることなく、本来のコーヒーオイルの持つ美味しい成分をそのまま抽出することができます。 

【使い方(淹れ方)】

  1. ボイラーに水を入れる。→ 側面の安全弁が水に浸からないように注意。入れすぎると火にかけた時に溢れます。また、お湯ではなく水を入れる。
  2. フィルターバスケットにコーヒーの粉をすりきりいっぱい入れる。→ 「深煎り豆」「細挽き」を推奨。「極細挽き」はフィルターが目詰まりする原因になるので避けてください。
  3. ボイラーにフィルターバスケットをはめる。
  4. 上部にサーバーをセット。→ 緩んでいると蒸気が漏れてしまうので、しっかりと締めてください。
  5. 火にかける。→ 弱火。
  6. カップに注ぐ→ 蓋をし閉めてそのままカップに注ぎます。※ コーヒーの粉がわずかに入るものですが、気になる方はパーパーフィルターでろ過してください。

【飲み方】

マキネッタで淹れたコーヒーは、ペーパードリップで淹れたコーヒーよりも味わい深く濃いめのコーヒーとなります。このコーヒー作るカフェラテは格別。「本格的なカフェで飲むカフェラテの味」が気軽に楽しめます。

  1. 砂糖をたっぷり入れる。(イタリア式)
  2. たっぷりミルクを加える。(おすすめ)
  3. お湯または水を加える。(薄めて飲む)

【手入れ方法】

新品のマキネッタは綺麗に洗った後、2回ほど水のみで沸騰させることで特有の金属臭がなくなります。 使用後は水洗いのみで手入れしてください。※ コーヒーオイルが付着することで、使う毎により良い香りを楽しめるようになります。洗剤で洗うとコーヒーオイルも取れてしまいます。

アルミの特性上、水滴をそのままにしておくとシミになったり変色することがあるので、洗ったらすぐに水分を拭くことをおすすめします。※ マキネッタは、使い込んだ時の擦れや汚れの風合いも魅力のひとつではないかと思います。イタリアではマキネッタを使い込むことを「マキネッタを育てる」と言います。

 

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